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フリーランスの不安の対処法【不安はあった方が良い!?】理由と活用方法

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フリーランスとして働いていますが、いつも漠然とした不安をかかえています。

これから頑張って稼ぎたいのですが、この不安をどうやって対処していけばいいか知りたいです。

こんにちは!
デザイナー/イラストレーターの晴ルル(プロフィール)です。
まったくの未経験からフリーランスになりましたが、
今では会社員時代よりも短時間稼働で
月2~5倍ほどの収入を得られています。

私も今でも不安になることがありますが、
そのときどきの不安を糧にできるよう「活用」できるようにしています。

 

フリーランスで働いているなら、ほとんどの人が襲われる「不安」という魔物。

でも、言ってしまえば不安は「自分との戦い」ですよね。

本記事では、「正しい“不安”との付き合い方」もとい、
「正しい“自分との向き合い方”」を、脳科学的な観点を交えて解説していきます。

本記事の内容

  • あなただけじゃない!よくある「不安」の例
  • 「不安」はあった方が良いもの。その理由と「不安」の活用方法
  • それでも不安な人へ。実践的、かつ、現実的な不安の対処法

結論から言うと、
不安があるのは、
「満足いくほど稼げていない」
「継続的に稼げていない」
という状況だからというのが根本にあると思います。

満足のいく月収で継続的に稼げるようになるまで
誰でも不安になることはあります。

なので、不安とうまく付き合いながら、
一刻も早く稼げるようになってしまうこと
最終的にどうしようもない不安を根本的に手放す方法ではあると思っています。

(もちろん、稼げるようになってもある程度の不安を抱えている人はいると思いますが、
稼げないときの不安とは別の種類になると思います)

この記事で紹介していく不安とうまく付き合っていく方法も
実践してほしいのですが、

同時進行で「自分の好きなことでどう稼いでいくか」という課題も解決していきたいところです。

私がフリーランスの方におすすめしているやり方はイラストレーターになって0から稼ぐ方法|主婦でも月収50万達成した私が解説でも解説しているので、
あわせてご覧ください。

(イラストレーター向けですが、根本的なところは全てのフリーランスの方に共通すると思います)

それでは、まずは不安との付き合い方を学んでいきましょう。

 

フリーランスの不安の対処法【脳科学的にいうと】

まず、ほとんどの人が「解放されたい!」と願っている「不安」ですが、
先に申しあげると、不安から解放されることは、この先ないのかもしれません…。

常に不安と共に生きていきます。

でも絶望するのはちょっとお待ちくださいね。

不安はあって良いものなんです。
むしろあった方がいいという考え方もあるんです。

  • 不安の96%は起こらない。
  • 不安がないのは下降エレベーターに乗っているようなもの。
  • 不安は自分の糧にすることができる。

あなたがかかえる不安は、
実態がよくわかっていないからこそ、こわくなってはいませんか?

よくよく自分の不安と向き合ってみると、
「不安」の正体がわかって、冷静に対処できるかと思います。

 

あなただけじゃない!よくある「不安」の事例

フリーランスであればほとんどの人が抱えている不安。

そうです。悩んでいるのはあなた一人ではありません。
みんな同じようなことで悩んでいたりします。

よくある悩み

  • 経済的な不安
  • プレッシャーからくる不安
  • 孤独への不安

よくある不安は、大きく分けるとこの3つのどれかにカテゴライズされます。

 

経済的な不安

これは、生活費への不安や老後への不安など、お金に関する不安です。

仕事がないことに対する不安も経済的な不安に含まれます。

「満足いくほど稼げていない」
「継続的に稼げていない」
という状況に加え、
「今後、稼げるようになるかもわからない」
という気持ちの人も多いのではないでしょうか?

冒頭でもお話しした通り、
一刻も早く稼げるようになってしまうこと
最終的にどうしようもない不安から逃れる方法ではあると思っています。

不安と向き合っていくことも大事ですが、
「自分の好きなことでどう稼いでいくか」という課題にも取り組んでいきましょう。

 

プレッシャーからくる不安

これは、自分の実力に対する不安です。

この仕事で相手に満足してもらえるだろうか?
この報酬に見合った仕事ができるだろうか?
実力がないと思われるのが怖い。

といった類の不安です。

自分のスキルや実力に自信がないことからくる不安だと思われがちですが、実はプレッシャーからくる不安もお金に直結しているんです。

例えば、無報酬で仕事を受けた場合のことを想像してみてください。
(仕事というよりボランティアですかね)

無報酬だったら、(案件の規模にもよるかもしれませんが)あまりプレッシャーは感じないのではないでしょうか?

「お金をもらっているんだから」というプレッシャーが根本にある場合が多いと思います。

無意識のうちに「自分はこれだけの報酬をもらう価値があるのだろうか」ということを感じているのではないでしょうか?

もちろん「仕事をもらったからには、報酬に見合う(あるいはそれ以上の)成果物を仕上げる」という責任感や、誠実さ、謙虚さというのは大事です。

しかし「自分はこれだけの報酬をもらう価値があるのだろうか」という気持ちのままでは、仕事やお金を受け取る器(うつわ)を大きくしていくことができません。

最初は不安かもしれませんが、
誠実に仕事と向き合いながら、自分の器(うつわ)を広げていくことが大事です。

 

孤独への不安

これは、会社員だった人がフリーランスになりたての頃によくある不安です。

フリーランスになれば、上司も同僚もいない。
ほとんど家に引きこもって仕事をするようになる人も多いです。

そんな中で、以前との生活のギャップでさみしさを感じることもあるでしょう。
しかし、これは慣れることで感じなくなるケースも多いです。

もともと内向的な人であれば
一人で働くのが向いているので、そのうち慣れて気にならなくなるでしょう。

ただし、もともと外交的な性格の人は、
コミュニティに参加したり、積極的に人と会うことで解決していけると思います。

ただ、フリーランスになりたての頃に感じる孤独は、
「何の後ろ盾もない自分」という不安定な状態からくることも多いのではないでしょうか。

早く安定して仕事を獲得できるようになることが、孤独による不安を感じなくなる方法でもあります。

 

不安はあっても良い。むしろあった方が良い!?

不安に思っていることの80%は実際には起こらない

アメリカで行われた研究によると、
不安に思っていることの8割は実際には起こらないということがわかりました。

しかも、事前に準備していれば、さらに16%も防げるということです。

つまりは、不安の96%はとりこし苦労に過ぎない場合がほとんどというわけです。

人の脳はもともと「不安」を感じることで、
自分を守ろうとする働きがあります。

不安を感じることで、何かあったときには、
自分がびっくりしたり傷ついたりしないように先に保険をかけているような状態です。

そのせいで、必要以上に不安を感じてしまうのです。

しかし、96%の取り越し苦労に振り回されるのは、
時間がもったいないと思いませんか?

96%は起こらないかもしれないことを不安に思って過ごすよりも、
「今」に集中した方がよっぽど充実した時間を過ごせるということです。

経済的な不安があるなら、どうすればお金を増やせるか(稼ぐのか、固定費を減らすのか)調べてみる。

プレッシャーからくる不安があるなら、スキルを伸ばせるよう行動してみる。

孤独からくる不安があるならコミュニティに所属してみる。

など、「今」できることは無限にあるはずです。

とはいえ、一定数の不安はあった方が良いとされているのも事実です。

 

「不安」は目標を達成する上での味方になる

フリーランスとして働く上で、目標設定はしていますか?

もし目標設定していないという場合は、必ずするようにしましょう。
なぜなら、目標設定をすることも、不安と向き合うための武器になるからです。

正しい目標設定の仕方については、フリーランスにも有効な『目標設定の仕方』で夢を叶える具体的な方法【好きを仕事に】で解説しているのであわせてご覧ください。

目標を達成するためのマインドは、ワクワク7割+不安3割がちょうど良い。

私がおすすめする目標設定は、
こんな人生だったら!こんな未来だったら最高にハッピー!という未来を思い描いてもらうことから始まります。

なので、目標設定をすることで『ワクワクする!』という気持ちになる人が多いと思います。
多くの不安を拭える人も多いのではないでしょうか。

しかし、不安がすべて消えたわけではないですよね。

それがちょうど良いポイントです!

正しい目標設定をして、目標を達成したころには、
今かかえている不安はなくなっている場合もあるでしょう。
でも、そのときにはまた新しい不安と出会っていきます(!)

なんども言いますが、それで大丈夫です!

「不安を感じること」は自己防衛本能として、
はるか先祖の原始時代から私たちに遺伝子レベルで刻まれています。

なので、むしろ「不安がまったくない。0%!」という状態の方が、
自己防衛本能が働いていない状態なので、危険かもしれません。

不安を感じるということは、
原始時代からの「生き延びたい!」という本能からきているので、目標を達成することにおいても偉大なエネルギーを発揮してくれるのです。

しかし、目標設定をしても、
ワクワクよりも不安の方がはるかに大きいという方は、ストレスを多く抱えている証拠です。

不安の方が大きいという方は、まずはストレスを手放していく必要があります。

 

不安を自分の糧(かて)にする方法

不安を感じたら、その不安の根源と向き合うようにしてみてください。

今感じている不安の根源に対して、
「自分の気持ちをごまかす」ことや、
「不安な気持ちを見ないフリ」は決して自分のためになりません。

それどころか、向き合うことから逃げることで、自分の中の不安がどんどん大きくなってしまう可能性があります。

不安の根源に向き合う方法はただ一つ。
なぜ不安に感じているのか?を自分に聞くことです。

ノートに書き出してみてください。
人は書くことで、1万種類もの神経を使うので、自分の脳を活性化してくれます。

不安と向き合うためには有効な手段なんです。

不安を向き合う方法

  1. 何を不安に感じているのかを書き出す。
  2. なぜ不安に感じているのかを書き出す。
  3. なぜ不安に感じたかを書き出したら、なぜその思考に至ったのかを書き出す。予測でOK!

「なぜ?」をなんども繰り返すことで、自分の価値観や思考回路が見えてきます。

ですが、最終的に何かの答えを見出さなくても大丈夫ですよ◎
とりあえず不安なことをつらつら書き出すことだけでも、

  • ネガティブな気持ちを緩和してくれる
  • 思考回路を変えてくれる
  • 気持ちを客観視して冷静になることができる

などなど、不安を和らげてくれる効果を得られるんです。

 

それでも不安な人へ。実践的、かつ、現実的な対処法

ビジネス知識を身につける

それでもまだ不安な人は、自分が「稼げる」ということを信じきれていない状態です。

すでに記述していますが、不安があるのは、
「満足いくほど稼げていない」
「継続的に稼げていない」
という状況だから、

その上「今後、稼げるようになるのかわからない」という気持ちも根底にあるのではないでしょうか?

その不安を解消していくためには、ビジネス知識を身に付けることが近道だと私は考えます。

フリーランスと言えども、
自分で仕事を獲得して、自分の好きな仕事だけをしていくためには、
ビジネスとして運営していくことが得策です。

ただ、フリーランスとして活動していて、ビジネスの知識がない人もたくさんいますね。

ですが、私はフリーランスもビジネスの知識を身につけていくことが、強みになると考えます。

「満足いくほど稼げていない」
「今後、稼げるようになるのかわからない」

という状況は、
フリーランスの活動をビジネス展開していくことでいくらでも打開できます。

さらに、きちんとビジネス展開していくことで、
一時的ではなく、安定して稼いでいくことができるようになります。

自分の好きな仕事を好きな形でいていきたいと思うなら、ビジネスとして考えるのが得策です。

私も好きなことを仕事にしていくために、
ビジネス展開することで月収100万を達成できました。

「自分の好きなことでどう稼いでいくか」という視点でイラストレーターになって0から稼ぐ方法|主婦でも月収50万達成した私が解説でも解説しているので、

フリーランスのビジネス展開の事例として参考にしてみてください。

 

不安を活用していく

それでもやっぱり、稼げるようになるまで、(稼げるようになって)不安はつきものですよね。

でも、この記事で解説してきた通り、
不安は目標を達成していく上で良いエネルギーになってくれることもあるんです。

ですので、不安を活用してしまえ!という心持ちでいることも
ときには大切かなと思います。

まとめ

不安は自分との戦いです。その意味がわかりましたでしょうか?

  • 不安に思うことの8割は実際には起こらない。
  • 目標を達成するためには不安が良いエネルギーになる。
  • 不安と向き合うことで自分の糧にできる。

不安の3大要素は

  • 経済的な不安
  • プレッシャーからくる不安
  • 孤独への不安

でしたね。

ただ、いちばんはやっぱり、
稼げるようになることが、最終的にどうしようもない不安を手放す方法ということです。

稼ぐことで実績もできて自信もついてきて、
この記事で紹介したような不安を感じることは少なくなるかもしれません。

そのためには、フリーランスといえど、ビジネス知識を身に付け、
ビジネス展開していくことが強みになります。

不安と上手に付き合いながら、自分に合った稼ぎ方、仕事の仕方を模索してみてくださいね。

 

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