自由な働き方を求めてフリーランスになる、起業する、という人が増えています。
ただ、その中でも活躍している人と仕事のない人の差はすごく大きいものとなっており、
中書企業白書では、1年で37.7%のフリーランスが廃業、10年後まで生き残るのは1割ほどという統計も出ています。
巷では、起業したい人のためのビジネススクールやコンサルタントも増えていますが、
ビジネススクールやコンサルタントにお金をかけてビジネスノウハウを学んだとしても結果を出せる人と出せない人は二極化します。
同じことを学んでもなぜこのように結果のちがいが生まれるかというと、根本的な原因のひとつとしてマインドセットをおろそかにしているということが挙げられます。
「ビジネスはマインドが8割」といわれているにも関わらず、マインドセットに真剣に取り組んでいる人が少ないのです。
この記事では、ビジネスにおけるマインドセットの重要性と、
マインドセットを変えてビジネスをしていく方法について、脳のしくみとともに解説していきます。
脳のしくみを理解することで、脳のしくみを利用して段階的に確実にマインドを切り替えていくことができるので、ぜひ実践してみてください。
もくじ(クリックした項目に移動します)
ビジネスにおいて不可欠なマインドセットの変え方<脳のしくみ編>
そもそもマインドセットとは何か?
マインドセットとは、言葉そのものの意味としては【考え方の枠組み】のことであり、
思考パターンのクセや、無意識のうちに本人の中で常識となっている価値観のことを指します。
先入観や思い込みなどもマインドセットに含まれます。
生まれてからの成長過程で形成されていくもので、無意識レベルで刷り込まれているものです。
意識しない限りは、ふだん自分がどういった思考パターンや価値観で生きているのか把握できている人は少ないと思います。
マインドセットには2つのパターンがあり、【成長型マインドセット】と、【固定型(停滞型)マインドセット】に分かれます。
もちろんビジネスにおいて定着させるべきマインドセットは【成長型マインドセット】だというのはわかりますね。
成長型マインドセットとは
成長型マインドセットは、ものごとをポジティブに考えられるマインドのことです。
例えば、クライアントからのクレームがあったときに
「改善点を知ることができてよかった!」と思えるか、
「面倒くさい、最悪だ」と思うかでは
どちらがクレームを生かして成長につなげられるかどうかは明白ですよね。
かのトーマス・エジソンも、失敗を失敗とは捉えず、「うまくいかないパターンを発見した」と、成功までの過程のひとつとして考えたのです。
ビジネスはトライ&エラーの繰り返しです。
マインドセットを変えていかなければ、いくらノウハウを学んだところで行動にうつす気力はあっというまに無くなってしまいます。
いわば、ビジネスの土台としてマインドセットがあるのです。
マインドセットをおろそかにするということは、土台を築けていないということなので、その上にビジネスノウハウを積み上げていこうとしても、土台がないので積み上げていくことはできません。
仮になんとか積み上げることができても、土台が出来ていないので何かの拍子にすぐに崩れてしまうというわけです。
マインドセットを変えるには
とはいえ、成長過程で形成された思考のパターンや価値観をいきなりポジティブにしようとしてもうまくいくはずはありません。
脳にはホメオスタシスというものがあり、なるべく元の状態に戻ろうとする働きがあるのです。
さらに、脳には自己防衛本能で、もともとネガティブに考えるようにできているのです。
表面だけポジティブに考えているふりをして自分に言い聞かせたところで、潜在的な考え方が変わっていなければ長くは続きません。
マインドセットを根本的に変えていくには、きちんと段階を踏み、
自身の潜在的な思考パターンや価値観を引きだして把握し、脳にポジティブな考え方や思考パターンをひとつひとつ教えてあげるというアプローチが必要になってきます。
マインドセットのメリット
まず、成長マインドセットに切り替えられたあかつきに待っている良いこと(メリット)についてみていきましょう。
メリットが明確になっていることで、行動を加速することができます。
◾︎目標達成に近づくスピードが上がる
ビジネスをしていく上で、立てた目標を達成するためには行動量を増やしていくことが大事です。
マインドを整えることでどんどん行動を加速することができ、目標達成に近づくことができます。
また、頭がやわらかくなり、目標達成のための必要な情報や人が自然と集まってくるようになるのです。
◾︎挫折しにくくなる
ビジネスにおいていちばんの障害が「挫折」です。
いちばんの敵は同業ではなく、自分というわけです。
マインドセットを変えることで、自分と向き合うことができ、強い心を持つことができます。
◾︎ポジティブ思考になり、人生が変わる
人は無意識のうちにネガティブな考え方をしてしまっています。そのしくみを理解することで、自然にポジティブな思考になり、人生の見え方が変わってきます。
◾︎豊かな人生をおくることができる
忘れてはいけないのは、ビジネスは人生を豊かにするための手段に過ぎないということ。
ビジネスによって不幸せになってしまっては本末転倒です。
マインドを整えることで豊かなビジネスの展開ができるようになります。
成長マインドセットに切り替えることで、人生レベルでメリットがたくさんあるので、ぜひ真剣に自分と向き合ってみてください。
それではいよいよ、マインドセットを切り替えてビジネスをしていく方法について解説していきます。
脳のしくみを理解しながら実践していきましょう。
1,目標=理想の未来の設定をしよう
まずは、ビジネスをしていくからには、必ず目標を設定しましょう。
飛躍するためには目標の設定は必須です。
ここでまちがってはいけないのは、目標を今の自分からの目線で考えないことです。
どういうことかというと、現在からの目線で考えると
「今の自分はこれくらいだから、常識的に考えて◯年後はこれくらいだろう」というように、
想像の範囲を出ない未来しか待っていません。
それどころか立てた目標も達成できないかもしれません。
(厳しいこと言ってごめんなさい。でも脳のしくみ上そうなってしまう確率が高いんです)
成功するには未来からの目線で考えることが大事です。
目標とは理想の未来のことです。理想の未来を設定しましょう。
これは仕事に限らなくてもかまいません。
年に3回海外旅行でゆっくり過ごす、という項目があっても大丈夫です◎
まずは自分がどんな未来にいきたいのかを考え、そこにいくにはどのようにしたら良いか逆算して考えていくというのが、夢を叶えるための最初のステップです。
理想の未来を叶えてくれるRAS機能
脳には、RAS機能という検索機能があります。
Google検索のようなものだとイメージしてください。Googleは、キーワードを入れると膨大な情報の中からあてはまるものをピックアップしてくれますよね。
それと同じで、キーワードを入れておくと、必要な情報をキャッチしやすくしてくれます。
例えば、今までは意識してなかったけど、妊娠したとたんに街で親子連れや産婦人科の看板が目に入りやすくなったり、
デザインの仕事をするようになってから街にあふれるデザインがよく目に入るようになったり。
これらはすべてRAS機能によるものです。
Googleを使うときは、だいたい明確な目的があって使いますよね。
それと同じように目的地が明確であればあるほど、目的地につくまでの情報が入りやすく、たどり着きやすくなるというわけです。
なので、目標設定はできるかぎりくわしく考えましょう。
◾︎自分は理想の未来ではどんな仕事をしていたいですか?
◾︎どんなクライアントと仕事をしたいですか?
◾︎どんなところに住んでいたいですか?
◾︎どんな家族構成ですか?
◾︎理想の未来では、手放していたいこと(やりたくないこと)はなんですか?
◾︎理想の未来にいる自分はどんな感情ですか?
◾︎理想の未来ではどんなふうに毎日をすごし、どんな気分ですか?
こんなふうに感情レベルまで詳細にイメージをすることが大事です◎
2,目的地に行くための現在地の確認
目的地へ行くためには、現在地の確認が必要です。
いま自分がどこにいるかわからない状態では右へ行けばいいのか左へ行けばいいのかわかりませんよね。
現在地の確認をして、理想の未来とのギャップを埋めていくことで目標を達成することができますが、ほとんどの人がこの「現在地の確認」を正しくできていません。
現在地の確認を正しくできない理由と、正しく認識する方法を解説していきます。
自分の今の状況を書き出してみる
まずは、今の状況を書き出してみてください。
例えば、
◾︎夫婦共働き
◾︎家族3人暮らし
◾︎いつも時間に追われている
◾︎太っている
などです。
5分間、時間をはかって書き出してみると自分が認識している状態を集中してたくさん書き出すことができますよ。
書き出してみたら、それを眺めてみてください。
そこに書き出してみたものはすべて事実かどうかを判断していきます。
◾︎お金がない
◾︎仕事がない
◾︎給料が安い
◾︎人付き合いがうまくいかない
◾︎いつも時間に追われて余裕がない
◾︎スタイルが悪い、太っている
など、あなたが「現実」だと思っていることの中に
こんな項目はありませんか?
こうした、見る人によって感じ方が変わるものに関しては、脳科学では「事実」とは言えません。
「幻想」という括りになります。
どういうことかなのか、脳のしくみを理解していきましょう。
現実を正しく認識するための方法
なぜほとんどの人が現実を正しく認識できないかというと、
脳のしくみによるものにほかなりません。
現実をみている体の器官はどこ?
私たちは現実を目で見ている(五感で感じている)と思いがちですが、じつは違います。
現実を構成しているのは、目で見たもの(五感によるもの)が2割ほどだといわれています。
ほかの8割は「情報」、つまり「記憶」が占めているんです。
例えば
(日本では)信号は赤が「止まれ」、青が「進め」というルールを
誰でも持っていると思いますが、
それは極端な話、生まれた瞬間から認識していたものでしょうか?
もちろん成長過程のなかで、親御さんや学校でならって覚えたルールですよね。
その情報(記憶)があるから、信号は赤が「止まれ」、青が「進め」という
現実が目の前にあるわけです。
もしこの情報(記憶)がなければ、信号は蛍光に光る何かの物体でしかないわけです。
情報(記憶)が現実を8割構成しているというのは
極端にいうとこういうことです。
ほかにも、
気になる異性とのLINEのやりとりで、いままでふつうにラリーしていたのに、急に返事が何週間も返ってこなくなったことなどはありますか?
目の前にある現実は「返事がない」ということだけなのに、
「嫌われたかも」「なにか気にさわることを送ってしまったか」などという現実が現れてくる人もいますよね。
それは、記憶の中に
「メールを返さない」ということは「嫌いである」、「送ってきた内容が気に障ったから」という情報があるからです。
それは、自分の過去の経験かもしれませんし、友人などが言っていたことかもしれませんし、メディアからの情報かもしれません。あるいはどれも当てはまるのかもしれません。
同じ、LINEが返ってこない状況でも、
情報(記憶)によっては、「彼(彼女)は私の気を引きたくて試している」と受け取る人もいれば、
「気まぐれな人だから気長に返事を待とう」と思う人もいます。
脳は、目の前に起こっていることを無意識のうちに情報(記憶)とくっつけて考えているのです。
情報(記憶)は人によってちがうわけですから、目の前に起こっている状況が同じでも、受け取り方がちがい、人それぞれちがう現実を見ているということになります。
先ほど書き出してもらった「現実」が「事実」ではなく「幻想」だと書きましたが、
これも極端に書くとこういうことです。
私の常識(記憶)の範囲で
◾︎(自分が望むほどの)お金がない
◾︎(自分が望むほどの)仕事がない
◾︎(自分の知っている平均よりも)給料が安い
◾︎(自分が思うように)人付き合いがうまくいかない
◾︎(自分の思い通りに進まず)いつも時間に追われて余裕がない(と思い込んでいる)
◾︎(自分の知っている平均よりも)スタイルが悪い、太っている
自分の記憶(情報)と照らし合わせて、現実をみているということになります。
記憶(情報)を構成する3つの成分
記憶(情報)は3つの成分から構成されています。
それは、「事実」「幻想」「感情」の3つです。
先ほど書き出した「現実」を「事実」「幻想」「感情」の3つに振り分けてみてください。
色ペンを使うとやりやすいです。
注意して欲しいのが、「事実」とは、誰にとっても揺るぎないものであり、数値化できたり、古今東西決して変わることのないものです。
だから、「◾︎お金がない」は、本当に銀行残高がゼロで、財布にも入っていなければ事実になりますが、そんな人はなかなかいませんよね。
「◾︎お金が◯◯円ある」というのが正しい事実です。
「◾︎仕事がない」も同じで、先月も今月も来月も仕事が1件もないのであれば事実ですが、そうでなければ、「先月は◯件、今月は◯件仕事がある」が事実です。
「◾︎人付き合いがうまくいかない」と認識している人は「人付き合いがうまくいく」とはどういう状態かを定義してみてください。
その状態は、世の中のすべての「人付き合いがうまく」いっている人に当てはまるものでしょうか?
現実は自分で作っている
以上の脳のしくみから、人は現実を自分の見たいように見ているということがわかります。
つまり、自分で「現実」だと思っているものを形成しているのです。
これをフィルターといいます。
事実のほかに、幻想や感情をごちゃ混ぜにして認識してしまっているという状態であり、
ネガティブなフィルター越しに現実を見ているというわけです。
これが、自分の現在地を正しく認識できない原因です。
幻想が生まれる理由
幻想が生まれる理由はただひとつ。
感情が動いたから、にほかなりません。それもネガティブな感情です。
人の脳はもともと、
自己防衛反応からネガティブな方に考えたがる傾向にあります。
「傷ついた!悲しい!」「くやしい!ムカつく!」
などの感情が揺さぶられる出来事があると
被害妄想などのネガティブな形で「幻想」を作りまくってしまうんです。
例えば、「◾︎自分は太っている」という幻想が生まれてしまうのは、
「好きな人に振り向いてもらえないのは、自分が太っているからだ。」
「太っているから自分は結婚できないんだ。」
というように、自分がこれ以上傷つかないように「◾︎自分が太っている」ことにして自分をの心を守っている可能性があります。
(※これはあくまで例え話です)
これは自己防衛本能であり、仕方のないことなので、悪いことではありません。
幻想を認識して昇華する
幻想を幻想だと認識せずに放っておくと、生ゴミのようにあとから腐っていくという性質があるので、幻想は幻想だときちんと認識して昇華してあげることが大事です。
幻想を放置しておくと、いつまでも単なる思い込みや勘違い、
被害妄想に振り回されて、「悩み」という形で現れます。
それが生ゴミが腐るように「悩みが深刻化する」という形で
自分を苦しめる原因となってしまう可能性があります。
幻想を幻想だと認識し、
事実だけをみるようにすると、ポジティブな感情になれることがわかると思います。
幻想を認識して昇華するくわしい方法は、
「【成功者のセルフコントロール】幻想を昇華して自分と向き合う方法」をご覧ください。
3,理想の未来を叶えるための脳のしくみ
さて、幻想が認識できたら、現実を正しく認識することができますね。
現実を認識できたらあとは、理想の未来に向かって進んでいけば良いというわけです。
幻想を昇華してポジティブフィルターに変える
幻想ばかりのネガティブなフィルター越しに現実を見ていると、
現実と理想のあいだに大きなギャップを感じてしまいます。
人は、達成までに先が見えなさすぎることに対してはやる気を失ってしまい、行動に移せないという性質があるので、ギャップを少しずつ埋めてあげる必要があります。
そのギャップを埋める方法というのが、幻想を昇華してネガティブなフィルターをポジティブなものに変えるということです。
ポジティブなフィルターに変えることで、理想の未来に近づくことができます。
そしてこれが、成長型マインドセットに切り替えるということでもあります。
これは、ひとつひとつ幻想を認識し、昇華させていくことで、現実をみている情報(記憶)が変わり、情報(記憶)が変わることにより現実を変えていくことができるからです。
脳は現実と想像の区別がつかない
現実を認識しているのは大部分は脳だとお伝えしましたが、
じつは脳は現実と想像の区別がつきません(笑)
頭の中でだけイメージしていることが、ただの想像であるということが認識できず、目の前で起こっていることだと認識するのです。
例えば、目を閉じて、まぶたの上に指をあててイメージしてみてほしいのです。
あなたの目の前でテニスの試合を見ています。
あなたは審判で、コートのちょうど真ん中に立っています。
試合は接戦で、ボールが右へ左へラリーが続いています。
イメージしてみたら、眼球もいっしょに右へ左へ動いているのがわかるのではないでしょうか?
これは、脳がイメージしたことを現実だと錯覚している作用です。
また、脳は、「現実だと思っていること(イメージしたことも含む)」と、本当の「現実」のあいだにギャップがあることに違和感を覚えます。
なので、そのギャップを埋めるために「現実だと思っていること(理想の未来のイメージ)」が現実になるような行動を無意識にするようになるといわれています。
RAS機能を全力で使ってくれるというわけです。
だからこそ、目標設定は明確であればあるほど良くて、その先にある感情をイメージすることも大事なんですね。
そして、逆に幻想ばかりのネガティブなイメージを持ち続けると、延々とネガティブな現実が続いてしまうというわけです。
おすすめ著書
決めた未来しか実現しない
これは、目標を達成するための脳の使い方を、めちゃくちゃわかりやすく解説してくれています。
脳科学というと、難しく感じてしまう人もいるかもしれませんが、この本はとても読みやすいのでおすすめです。
ビジネスに必要なマインドセットのことがすべて詰まっていて、体系的に理解することができます。
ビジネスを成功させるためにマインドセットを変えたいなら、とりあえず最初に読んでおくべき一冊です。
まんがでわかる 7つの習慣
7つの習慣は有名なので、知っている方も多いかもしれませんが、こちらはマンガバージョン。
成功するために大切な7つの習慣。活字が苦手な人はまずはマンガで理解しておきましょう。
夢をかなえるゾウ文庫版
こちらも有名な自己啓発の本。
物語になっているので、あっという間に読んでしまいます。
自己啓発とかマインドセットとか関係なく、純粋に物語としても面白いです。
物語に出てくる実践的な方法も試す価値ありです。
まとめ
起業してビジネスをしていく、あるいは、フリーランスとして仕事をしていくために、マインドセットを切り替えることがどれほど重要かということが伝わりましたでしょうか?
まだネガティブなフィルターで現実を見ているうちはまったく実感がわかないかもしれません。
ネガティブフィルターを取り払うことで、成長型マインドセットに切り替えることができ、理想の未来に向かって歩き出すことができます。
また、マインドセットが切り替わる前とあとでは、理想の未来の形もちがうかもしれません。
そして、マインドセットの切り替えができれば、何をすればいいのか、どのように行動に移せばいいのかは、RAS機能が稼働して教えてくれるようになるので、自然と行動に移すことができるようになります◎
私たちはただ、幻想をとっぱらった現実の認識と、理想の未来のイメージを明確にしておけばいいのです。
また、この脳のしくみが「ビジネスはマインドが8割」といわれているゆえんでもあります。
脳のしくみを理解できたら、実際にどのように実践していくかについては
セルフコーチングで変える!マインドセットの作り方<ネガティブと向き合う方法>で具体的に解説しているのであわせてご覧ください。