でも、SNSで発信はしてるのですが、なかなか制約につながりません。
どうやって広げていけばいいですか?
この記事では、マーケティング活動におけるブランド認知を広げるためにするべき基本的なところを解説していきます。
マーケティング活動とひとくちにいっても奥が深いので、まずはブランド認知を広げるための最低限おさえておくべきところを確認しておきましょう。
ブランドの認知を広げるためには、
ターゲットとするユーザー層にブランドの魅力をいちばん伝わりやすい形で届けることが大事なんです。
そのために、お客様とのタッチポイント(接点)のデザインやコンテンツを整えて、ブランドの魅力を引き出していきます。
ブランドの魅力をいちばん伝わりやすい形に落とし込むことで認知が広がります。
お客様があなたの商品・サービスを自然と書いたくなる仕組みを作っていきましょう。
本記事は、こちら▼の記事と合わせて読んでいただくと、より理解が深まります。
マーケティングの基礎をかためてブランド認知を広げる◀︎本記事はこちら
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ブランド認知を広げるために今すぐできること
ブランド認知を広げるといっても、その方法はさまざまでひとくちには語れません。
今回は、個人ブランドの認知を進めていく上で、最低限おさえておくべき基本的なところを解説していきます。
最低限おさえておくべきポイント
お客様とのタッチポイントのデザインを整える
自分に合ったメディアの活用方法
お客様とのタッチポイントのデザインを整える
タッチポイントとは、お客様との接点のことです。
事業内容によってもタッチポイントは変わってきます。
タッチポイント
ロゴ
名刺、ショップカード
チラシ、フライヤー
パンフレット、カタログ
パッケージ、包装
ウェブサイト(ブログ、ホームページ)
SNS(インスタグラム、ツイッター、facebook)
映像、動画
空間、内装、インテリア(店舗型の場合)
他にも広告やポスター、DMなどもタッチポイントに含まれます。
お客様の目に触れるすべてのものを指します。
タッチポイントにおいては、絶対にデザインを妥協しないでください。
デザインを妥協することで起こるデメリット
起業初期は「お金がないから」という理由で、デザインを自分で作ってそれなりに済ますという人が多いです。
もちろん、デザイン知識があるならそれでもかまいませんが、やはり自分で作った人のほとんどのデザインは褒められたものではありません。
デザインをおろそかにすることで、ターゲットとするお客様にブランドの魅力が伝わらないどころか、イメージダウンにもなることもあります。
例えば、大事なお客様との商談の会食へ行くとしますよね。
そういった場合、服装や髪型などは清潔感のあるスタイルで行きませんか?
絶対に毛玉だらけのスウェット姿、かつ寝癖だらけのヘアスタイルで出向いたりしませんよね。
デザインが整っていないということは、いわば、大切な商談の場に毛玉だらけのスウェットで現れるようなもの。
お客様からのイメージダウンになりかねません。
TBSテレビの「坂上&指原のつぶれない店」という番組はご存知でしょうか?
千葉県にあるイタリアン料理店「きむらさん家」という飲食店を、
銀だこの社長プロデュースで
イタリアンラーメン「伊太そば」という人気店にリニューアルさせた企画がありました。
この企画では、メニューそのものも大幅リニューアルしたのですが、
何よりも、お店の外観やインテリアにコストをかけていました。
それだけ外観や見た目が集客を左右するということです。
デザイン事例
クロッカンシュー ザクザクというお菓子はご存知でしょうか?
ザクザクとした食感が人気の新食感スイーツです。
ファクトリー感を前面に出した店舗のデザインで話題になりました。
パッケージや店舗デザイン、ロゴマークにもブランドの特徴や魅力が伝わるようなデザインが採用されています。
こうしたブランドのビジュアルが作られるまでには、「どうしたら魅力が伝わるか」ということをターゲットの目線から考え抜かれています。
ロゴやパッケージからも、商品の魅力が伝わり、買ってみたいと思いますよね。
デザインは、ブランドを左右するツールになってくるわけです。
デザインにブランドコンセプトを反映する
人は、五感の中でも、8割の情報を視覚から取り込んでいます。
視覚からの情報は、脳への伝達スピードも早いのです。
ブランドコンセプトをデザインに落とし込み、見た目に反映させるだけで、ターゲットとなるお客様に認知されやすい状態を作ることができます。
ブランドの認知を広げたいなら、デザインにはこだわり抜くようにしましょう。
ブランディングデザインをしてくれるデザイン会社や、個人のデザイナーに外注する場合は、ブランドコンセプト、ストーリーなども共有するようにしてください。
きちんと情報共有することで、プロのデザイナーがイメージ通りのデザインに落とし込んでくれます。
メディアを活用する
マーケティング活動に、発信はかかせませんね。
3つのメディアのちがいを理解して、自分にあったメディアを運営していくようにしましょう。
3つのメディア
オウンドメディア(ブログやウェブサイトなど)
ソーシャルメディア(instagram、twitter、facebookなど)
ペイドメディア(広告)
ペイドメディアと呼ばれる広告は、ある程度の認知がないと効果検証ができないので、まずは、オウンドメディア(ブログやウェブサイトなど)とソーシャルメディア(instagram、twitter、facebookなど)の運用からはじめましょう。
まずは、オウンドメディアとソーシャルメディアをそれぞれひとつずつ運営していくのがおすすめです。
オウンドメディアを選ぶ
オウンドメディアとは、ブログやウェブサイトのことです。
オウンドメディアは必ずひとつ持つようにしてください。
ホームページの有無はお客様からの信頼に直結します。
また、オウンドメディアはコンテンツマーケティングといって、お客様が自然と商品・サービスを買いたくなる購買促進のための情報発信に効果的です。
コンテンツマーケティングとは、ブランドコンセプトに沿って、お客様にとって有益な情報を提供することです。
お客様にとって有益な情報を提供することで、その情報に触れたお客様と関係性を深めることができ、制約につながりやすくなります。
オウンドメディアの運営方法
ワードプレス
はてなブログ
ライブドアブログ
アメブロ
ペライチ
wix
いちばんおすすめなのはワードプレスです。
ワードプレスはデザイン性も高く、SEO対策(※)にも強いと言われています。
※SEO対策とは、Googleなどの検索で上位表示されるためにコンテンツの価値を高めたり工夫をすること。
ブログやウェブサイト作りについて調べていると、
「アメブロのような無料ブログはデメリットしかない」
「wixはとにかく重いからやめたほうがいい」
「ブログを始めるなら絶対ワードプレス」
などさまざまな情報が出てくると思います。
ただ、パソコンやITに弱い人がいきなりワードプレスを始めようとしても、
難しくてウェブサイト作りが頓挫してしまうということになれば本末転倒です。
長期的に運用していくにはもちろんワードプレスがいちばん良いのですが、
まずは自分が無理なく継続していけることがいちばん大事です。
それぞれのサービスのメリット・デメリットを把握した上で、自分に続けられそうなものを選択するようにしましょう。
ソーシャルメディアを選ぶ
インスタグラムやツイッター、フェイスブックなどのアカウントを持っている方も多いと思います。
すべてのSNSを最初から充実させようと思っても、ハードルが高く挫折してしまいかねないので、まずはひとつを育てることから始めましょう。
私のように、デザインやイラストなどをメニューにしている場合は、インスタグラムなどのビジュアル重視のSNSがあっていますし、
コンサルやコーチングなどをメニューにしている場合はツイッターなどの文章メインの発信があっているかもしれません。
もしくは、アメブロでブログを書いている方はアメブロと連動できるインスタグラムの運用がおすすめですし、
ワードプレスでブログを書いている方は、ワードプレスと連動できるツイッターの運用がおすすめです。
それぞれのSNSのユーザー層もちがうので、一概にどのSNSが良いということは断言できませんが、大事なのは継続して投稿を続けることです。
SNSの投稿が1か月に1回といった運用の仕方では、どのSNSでも認知は広がりません。
まずは、自分が投稿しやすいSNSを選んで、続けることが大事です。
メディアでの発信を増やして認知を広げるのみ
オウンドメディアとソーシャルメディアを選んだら、あとはコンテンツを充実させていくのみです。
ブログなら記事を増やして、SNSなら投稿を続けていきましょう。
注意して欲しいのは、自分のブランドコンセプトやキャラクターと一貫性のある発信をするということです。
ただ発信すればいいのではなく、常に「ターゲットとするお客様の層は、どんな情報を求めているか」ということを念頭に置き、ユーザー目線で発信をしていきます。
どんなビジネスも、どれだけお客様の気持ちに寄り添えているかがいちばんの要です。
また、メディアの運営は、お客様とのコミュニケーションです。
いいねやシェアなどを積極的に行なっていくことも認知度UPにつながります。
まとめ
お客様にブランドの魅力を伝える準備はできましたか?
ブランドの認知を広げるための土台固めはこちらです。
タッチポイントのデザインを整えること
自分に合ったオウンドメディアとソーシャルメディアを選んで継続する
マーケティング活動とひとくちにいってもその方法はさまざまです。
今回はブランド認知を広げるための、絶対外せないところを解説しました。
いちばん大事なのは継続して行動することです。
今日から行動を開始して、ブランドの認知を広げ、ビジネスを軌道に乗せていきましょう。