ブランディングのデザイン

Webサイトブランディングの3ステップ|オウンドメディアの活用

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ブランディングのためにwebサイトを作りたいんですが、
どんな感じで作ればいいのかわかりません。
ホームページなのか、ブログなのか、ランディングページなのか…。
それすらも決められず、つまずいています。。

Webサイトはビジネスをする上で欠かせないオウンドメディアです。
SNSの発信だけではブランディングに限界があるからです。

効果的にWebサイトを活用してブランドを確立していきましょう。

こんにちは!
デザイナー/イラストレーターの晴ルルです。
フリーランスになると同時にWebサイトを立ち上げました。

それから試行錯誤を重ねて今はSEO対策に力を入れ、
今ではWeb検索からの流入も確保できています。

効果的なWebサイトを作るコツは目的を明らかにすることです。
それでは
解説していきます。

晴ルル。

本記事の内容

  1. Webサイトを作る目的を明らかにする
  2. Webサイトにおける目標を達成するためのポイント
  3. 集客力と訴求力のある理想のWebサイト

 

Webサイトでブランディングを確立する

ブランディングにおいてWebサイトなどのオウンドメディアの活用はかかせません。

オウンドメディアとは、自分(自社)独自のメディアのことです。

ブランドの認知を広げるためには、オウンドメディアとソーシャルメディア(SNS)を効率よく活用していく必要があります。

Webサイトはブランドのタッチポイントです

ブログにせよ、ホームページにせよ、Webサイトはお客様とのタッチポイント(接点)です。
※タッチポイントとは、お客様との接点のこと。Webサイトはタッチポイントの代表格です。

タッチポイントにおけるデザインや導線などの設計は、
ブランディングそのものを左右します。

ブランドコンセプトを念頭において、
デザインに落とし込んでいきましょう。

そのために、
まずは、ブランディングの方向性、コンセプトを決めておきます。

Webサイトのデザインは、
商品や自社のアイデンティティや魅力を最大限に伝えられるように
目に見える形に落とし込んだもの
である必要があるので、
ブランディングが定まっていないうちは、デザインに落とし込むのが難しいかもしれません。

 

Step1:Webサイトを作る目的を明らかにする

Webサイトとひとくちにいっても、
ホームページ、ブログ、ランディングページ(1ページで概要がすべて収まっているサイト)など、
形はさまざまです。

まずは、Webサイトを作る目的を明らかにしましょう。

Webサイトを作る目的

  • 誰に見てほしいか(どんなお客様なのか、ターゲット)
  • 最終的にお客様にどういう行動をとってほしいか(目標設定)
  • その目標を達成するために何を伝えたいか(商品詳細について、自分について、ベネフィットについて)

例えば、ブランドの商品・メニューはいくつかあって、ブランドの認知そのものを広げたいと考えているならホームページやブログが合っています。

または、ある商品・メニューに特化して
ランディングページとして作っても良いかもしれません。

ホームページの中にランディングページやブログを配置することができるので、どういった形で作るのかは、柔軟に考えていきましょう。

ブランディングが定まっていれば明らかだとは思いますが、
まずはターゲットを明らかにします。

あなたのWebサイトを訪問してほしい人は誰ですか?

そして、ターゲットの目線になって、どういう情報を提示してあげれば、最終的にとってほしい行動をとってくれるか、というところを考えていきます。

Webサイトにおける目標を達成するためのポイント

Webサイトにおける最終的な目標をコンバージョンといいます。

コンバージョンは、お客様に商品を購入してもらうことだったり、メルマガ(LINE@)に登録してもらうことだったり、最終的にお客様にどうしてほしいかというところを設定します。

これを明らかにしておかないと、どういった情報を載せて、どういった設計にすればいいのか進むことができないので、明確に設定しておいてください。

そして、コンバージョンを高めるためにはいくつかのポイントを押さえて、設計していきましょう。

目標を達成するためのポイント

  • 認知してもらう
  • ベネフィットを提示する
  • 差別化する
  • ロイヤルティ(愛着度・信頼度)を高める

ブランド(商品)の存在を認知してもらう

まずは、ブランド(商品)の存在自体を認知してもらわなくてはいけません。

何をやっているのかよくわからなかったり、何のサイトなのかよくわからない状態だと、認知されることなく、訪れた人にスルーされてしまいます。

きちんとブランド(商品)の趣旨や特徴を、わかりやすく端的に伝えることが大事です。

ベネフィットを提示する

ベネフィットとは、商品そのものやブランドそのものの特徴やメリットではなく、
お客様がそれを利用したときに得られる利益のことです。

例えば、ダイエット商品を例に挙げると、

痩せられる・ラクに続けられる▶︎▶︎メリット
モテる・いろんな服が似合うようになる▶︎▶︎ベネフィット

になるわけです。

お客様は、メリットだけを示されたとしても、行動(商品を買うなどの行動)には
なかなか至りません。

ベネフィットを明確にすることで初めて、その商品に魅力を感じ、購買意欲をかきたてられます。

差別化する

ベネフィットを提示してあげたところで、あなたのブランド、あなたのお店から買うという行動に直接つながるとは限りません。

他のブランドやお店で購入しても、同じベネフィットが得られることがわかれば、安い方を選択するかもしれないからです。

だからこそ、差別化ブランディングが必要になってきます。

しかし、差別化とは他と差をつけたり、他と比べた優位性を示すことではありません。

自分ブランドを極め、「あなたから買いたい」「このブランドだからこそ買いたい」という思ってもらえるようにすることです。

そのためには、ブランドコンセプトや、バックストーリー、あなたのキャラクター性を示す必要があります。

 

ロイヤルティ(愛着度・信頼度)を高める

ロイヤルティは、愛着や信頼のことを指します。

これは差別化の内容とも通づるところがあります。
差別化を意識すれば、ロイヤルティの向上につながる部分もあります。

差別化を徹底した上でさらに、お客様の体験の質を高めて、満足度を向上させることがポイントです。

コンテンツの質を上げたり、サイトの利便性を高めることもロイヤルティの向上につながります。

Step2:顧客導線を設計する

顧客導線とは、お客様がWebサイトに入って出るまでの道すじのことです。

Webサイトへの入り口をたくさん用意する

まず、お客様はあなたのWebサイトにどこから流入してくるのか把握します。
主な流入経路は4つです。

Webサイトへの流入経路

  • SNS(twitter、instagram、facebook、pinterestなどのリンクから)
  • 検索エンジン(GoogleやYahoo!の検索から)
  • 他のサイトからのリンク(口コミや紹介などから)
  • 広告から

他のサイトからのリンクに関しては自分ではどうにもできないので、おいておきます。

また、広告に関しても、まだwebサイトのアクセスが少ないうちは検証ができず効果的に利用することができない上、お金もかかるのでおいておきます。

SNSと検索エンジンの入り口をたくさん設置しておくようにしましょう。

SNSからはプロフィールトップにリンクを貼っておきます。
twitter、facebook、pinterestだったら投稿にもリンクを貼ることができるので、効果的にリンクをシェアしていくのもおすすめです。

※facebookは投稿にリンクを貼りすぎるとアクセスが下がる可能性があるので注意。

最終的に見てほしいページ(CTA)に誘導する

Webサイトに訪れたお客様が、最終的に見てほしいページを明確にしておきましょう。

これをCTA(Call To Action)といいます。
最終的にお客様にとってほしい行動を喚起するためのページです。

商品詳細やサービスに関する詳細のページになることが多いと思います。
このページのみランディングページにするのもおすすめです。

このCTAのページへのリンクボタンやリンクバナーを、
すべての記事やページに設置しておくことが大事です。
自然と目につく場所や、視線の流れを意識して設置していきます。

Step3:集客力と訴求力を高めるためにできること

Step1と2を踏まえて、さらに集客力訴求力を高めるための工夫をしていきましょう。

集客力と訴求力を高めるためには、ユーザー体験の向上が必須です。
(UI設計、UX設計ともいいます)

ユーザー体験の質の向上とは、Webサイトに訪れたお客様の体験の質をより良いものにすることです。

Webサイトの表示スピード

表示スピードが遅いことにより、ユーザー体験の質は大幅に下がります。

重いサイトは表示スピードが遅くなる可能性があり、離脱率を高めるので気をつけましょう。

表示スピードをチェックするツールを使って確認していきます。

表示スピードチェックツール一覧

階層は2クリックまで

すべてのページに2クリックまでで到達することができるように設計します。

少ないクリック数で目的のページに移動することができることで離脱率を下げ、ユーザビリティ(使いやすさ、満足度)の向上にもつながります。

SNSを活用する

Webサイトへの入り口のひとつに、SNSがありましたね。

SNSの更新頻度や充実度を向上させることによってフォロワー増加につながり、
比例してWebサイトへの流入を増やすことができます。

SNSの更新にも力を入れていきましょう。

SEO対策(検索ワードからの流入を増やす)

SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで関連キーワードが検索されたときに、
検索上位に表示されるように工夫をしたり、コンテンツの質を高めたりすることです。

SEO対策は、とにかく記事をたくさん書いていくことが重要ですが、
ただ記事を量産すればいいわけではありません。

SEO対策には型があります。
ひとくちでは語れませんのでここでは割愛しますが、SEO対策の型にのっとって記事を書いていく必要があります。

コンテンツ(内容)の質を高める

SEO対策は型があるということですが、
Googleの度重なるアップデートにより、今や小手先だけのテクニックでは通用しません。

きちんとSEOの型にのっとった形で、読者にとって本当に価値のある(ニーズがあって役立つ)内容を書いていくことが大事です。

コンテンツの質を向上することによって、差別化ロイヤルティの向上にもつながります。

おすすめのWebサイトサービス

今ではプログラミングの知識がなくてもWebサイトが作れるサービスが充実しています。

おすすめはWordPress(ワードプレス)です。

長期的に本気でWebサイトを運営し、資産として積み上げていきたいならワードプレス一択です。

Worepressのメリット

  • デザインの自由度が高い
  • 幅広い機能が使える
  • SEO対策に強い
  • 独立したブログを作れるので、規約に左右されることがなく、内容の自由度が高い
  • 規約違反などで削除されることもない

ワードプレスでWebサイトを作るメリットはたくさんありますが、
その代わりWeb初心者にはやや難易度が高いというデメリットもあります。

また、結果が出るまでに少し時間がかかります。

本気でWebサイトを運営し、長期的に資産として積み上げていきたいという人にはワードプレスがおすすめですが、

「もっと気軽に始めたい」
「もっと気楽に続けていきたい」

という方は、ほかのWebサイトサービスでももちろん大丈夫です。

アメブロ、はてなブログ、ペライチ、wix など

それぞれにメリット・デメリットがあるので、よく把握した上で選択するようにしてください。
デメリットの対策を取りながら作っていくことが大事です。

まとめ

ブランディングのためにWebサイトの活用は必須です。
Webサイトはお客様とのタッチポイントになるので、ブランドコンセプトやストーリーをデザインに落とし込むことが大事です。

まずは、Webサイトを作る目的を明らかにしましょう。

Webサイトを作る目的

  1. 誰に見てほしいか(どんなお客様なのか、ターゲット)
  2. 最終的にお客様にどういう行動をとってほしいか(目標設定)
  3. その目標を達成するために何を伝えたいか(商品詳細について、自分について、ベネフィットについて)

目的を明らかにした上で、Webサイトの顧客導線(入り口から出口まで)を設計していきましょう。

さらに集客力訴求力を高めるためには、コンテンツの質の向上が必要です。

Webサイトを訪れる人にとって、心地よく、わかりやすく、使いやすく、満足度の高いものを提供することで、Webサイトにおける最終目標を達成することができます。

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