大阪にある純喫茶のポイントカードを制作させていただきました♪
UCC CAFE メルカードのフランチャイズ店舗さんです。
ヒアリング内容と、こちらのデザインにたどり着いた詳細についてくわしく解説していきます◎
もくじ(クリックした項目に移動します)
ヒアリング
大阪にある純喫茶UCC CAFE メルカードのフランチャイズ店舗さん。
すでに使用していたショップカードがあったのですが、デザインを一新したいとのことでご注文いただきました。
お客さんの層についてもうかがいつつ、ご要望をまとめるとこんな感じです。
◾︎シンボルになるイラストを入れてロゴっぽい感じにしたい。
◾︎イラストはコーヒーカップや、コヒーミルや豆などおまかせで。
◾︎お客様はお年寄りが多いので、お財布の中でもすぐに見つけやすい鮮やかなカラー。(グリーンとブルーが良い)
◾︎裏面はポイントカードに。
◾︎ポイントが20個たまったらコーヒー1杯無料というのをわかりやすく。
◾︎雨の日スタンプ2倍の文言も入れたい。
こちらのクライアント様はウェディングのペーパーアイテムをご注文いただいていたというご縁がありました。詳細はこちら
時を経てちがった形でリピートいただけて嬉しいです。
もともと私のイラストについて、あたたかみのあるテイストですごく好みとおっしゃっていただいていたクライアント様でしたので、あたたかい雰囲気を大事にしました◎
ポイント
お客様目線のデザインのしかけ
今回、お店のお客様の層はお年寄りの常連さんが多いとのことでしたので、
文字は大きめにしました。
また、お財布の中で探しやすいカラーとのことで伺っていましたが、
奇抜すぎるカラーはお好みではなさそうでしたので、
やわらかな印象のあるカラーリングにしつつ、淡すぎないカラーを意識しました。
住所や電話番号など、大きめの文字です。
こちらのポイントカードは常連さん用にご用意するものです。
常連さんであるお年寄りファーストのデザインになりました。
デザインを制作する上で、お客様の目線に立つことはとても大事です。
デザインは、お客様に自社ブランドの魅力をわかりやすく、伝わりやすい形で伝えるという役割があります。
きれいでおしゃれなだけのデザインでは、ターゲットとするお客様の層に受け入れてもらえません。
ハンドレタリング文字とイラストの組み合わせでロゴっぽく
おもて面は、シンボルとなるイラストをメインにロゴっぽい感じのデザインにしてほしいとのご要望をいただいていたので、ハンドレタリング文字と組み合わせてロゴ感を出しました。
※ハンドレタリング文字とは、パソコンのフォントではなく手書きで書いた文字のこと。
手書き文字は、人の温度が感じられるあたたかみのある雰囲気に仕上げてくれます◎
今回のクライアント様は、あたたかみのある雰囲気がお好みでしたので、
そちらも意識してハンドレタリング文字を使用しました。
うら面は余白を大事にすっきりとしたレイアウトに
うら面に入れる要素が多く、レイアウトは慎重に行いました。
◾︎裏面はポイントカードに。
◾︎ポイントが20個たまったらコーヒー1杯無料というのをわかりやすく。
◾︎ポイント40個分を入れてほしい。
◾︎雨の日スタンプ2倍の文言も入れたい。
うら面には、ポイント40個分+ドリンク1杯無料プレゼントのスタンプ押印箇所を、
計42個作らないといけません。
スタンプの大きさが決まっているので、他の要素を入れるスペースが限られてきます。
出来上がったデザインがこちら。
おもて面の背景カラーを採用し、グリーンとブルーが鮮やかな配色にしました。
要素が多いので、余白をきちんと取らないとぎちぎちな印象になってしまいます。
かたまりごとの間の間隔をきちんととると、要素や情報が多くてもすっきりとした印象になりますよ◎
お客様の声
クライアント様には、素敵なレビューをいただきました!
ウェディングからのリピーターです♪♪。
ウェディングの際にとても丁寧に対応していただき、また、いただいた商品をとても素敵に仕上げていただいため、リピートさせていただきました(*^^*)。
ウェディングの時から今回にも共通しますが、こちら思っていることを形にしていただけるだけでなく、お打合せ、その後のやり取りも大変丁寧で、気持ちよくお願いすることができました。
お伝えしにくいこちらのイメージを、毎回丁寧に汲み取っていただき、素敵に形にしていただけるため、安心してお任せすることができます☆☆。
また、リピートさせていただこうと思っております。今後ともよろしくお願いいたします♪♪
(大阪府/亜希子様)
こちらこそ気に入っていただけて本当にうれしいです。
亜希子様、ありがとうございました^^
まとめ
今回ポイントカードの制作ということで、常連さんを意識した使いやすさを追求しました。
来店20回でドリンク1杯プレゼントなので、使用するのはよくいらっしゃる常連さんですよね。
常連さんであるお年寄りの層にも受け入れられやすいよう、わかりやすく見やすいデザインを一番大事に仕上げました◎
デザインは、「伝える手段」であり、相手ありきのものです。
自己満足ではなく、お客様に伝わりやすい最適なデザインに落とし込んでいきましょう。