イラストレーターの仕事を始める

美大卒や専門学校卒じゃなくてもイラストレーターを実現するには

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私は美大出身でもなく、
専門学校でイラストの勉強をしていたわけでもないです。

ふつうの文学部出身で、
絵の実力もふつうですが、
イラストの仕事ってできるものですか?

 

結論からいうと、できます!

 

美大や専門学校を出ていない私たちは、
それを引け目に感じることも多いですよね。

 

ですが!
なにも引け目に感じる必要はありません。

 

というのも、
美大卒・専門学校卒ということと、
イラストの仕事ができること

必ずしも直結するわけではないからです。

 

 

確かに、
美大卒・専門学校卒の方々は、
絵のスキルがとても高いですよね。

それは、イラストの仕事をする上で、
とても有利なことはまちがいありません。

 

ただし、それだけでは
ただ絵の技術が高いというだけでは)
必ずしも仕事に直結するわけではないのです。

 

というのも、
この世にとんでもなく絵の上手い人は、
信じられないくらいたくさんいるからですね。

 

今やネット社会、SNS社会なので、
それを発表し、世に公表することもすぐできますよね。

 

令和のこの世は、
絵の上手いモンスターだらけになってしまいました。

 

そうなんです、
ただ絵が上手い」ということだけでは、
あまり目立つことができないのです。

 

絵の技術が高くても、
他にも同じくらい、あるいはそれ以上に
絵が上手い人がゴロゴロいる世の中で、
埋もれてしまうんですね。

 

 

イラストで仕事をしたいのであれば、
絵の技術で勝負しようとするのではなく、

もっと別の角度で「差別化」をしていく必要があるんです。

 

 

晴ルル。

こんにちは!
この記事を書いた晴ルル。と申します。

私は、美大卒でも専門卒でもありません。

専門的に絵の勉強をしたことはありませんが、
イラストの仕事をしています。
(絵の実力もフツウです)

イラスト業界では無名ですが、
月商100万円を達成したこともあります。

 

本記事では、

美大卒じゃなくても、専門学校卒じゃなくても、
イラストレーターとして仕事をすることを
実現するためにできることを
解説していきます。

 

 

この記事でわかること

  • 美大卒・専門学校卒じゃなくても、イラストの仕事をするためにできること
  • 美大卒・専門学校卒に絵のスキルや技術で負けている人ができる対策
  • 絵のスキルや技術に関わらず、自分のイラストのニーズを高めるには?!

 

ちなみに、本記事では、
実際に私の経験をふまえて、

あなたが
今後イラストの仕事をするために何をするべきか
本質的な部分で解説しています。

 

もっと詳しく、実践的なことを知りたいという人は、

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美大卒や専門学校卒じゃなくてもイラストレーターになる道はある

美大卒・専門学校卒じゃなくても
イラストレーターとして
仕事をすることはできます。

実際に、私自身も、
美大卒でも専門学校卒でもありませんが、
イラストの仕事をしています。

 

美大卒でも専門学校卒でもないので、
イラストは独学ですし、
我流ですし、
絵のスキルや技術がひときわ優れていると思いません。

 

美大や専門学校で、
きちんと絵の勉強をしてきた人には、
絵のスキルや技術面ではかなわないです。

 

 

ただ、
繰り返しになりますが、

絵のスキルだけでは、
イラストの仕事をコンスタントにしていく上で
不十分なんです。

 

なぜなら、冒頭でも書いた通り、
上を見ればどこまでも上がいるからです。

 

試しに、
SNSでもネットでも、
「イラスト」で検索してみてください。

上手な人は数え切れないくらい出てきますよね。

 

 

絵の上手い人というのは、
この世に信じられないくらいたくさんいます。

でも、たくさんいるからこそ、
ただ絵が上手いというだけでは差別化できないのです。

 

絵の技術だけで戦おうとしていたら、
終わりの見えない消耗戦に巻き込まれてしまう可能性があります。

 

 

技術勝負の土俵で戦おうとすることは、
かなりエネルギーが必要になります。

 

仮に、その戦いに勝ったとしても、
ずっとエネルギーを消耗しながら戦い続けないといけないので、
いつか限界が来てしまう可能性が高いです。

 

 

 

しかし、
技術勝負だけじゃないからこそ、

美大卒や専門学校卒じゃないあなたでも、
イラストの仕事に参入する余地があるということです。

 

そのためには、
絵のスキルではなく、付加価値を高めていきましょう。

 

 

これからイラストの仕事を始めたいという人は、

今からでもママイラストレーターに!時間も場所も選ばずママの仕事復帰に◎の記事や、

30歳からイラストレーターとして会社員時代の給料を超えるまでにやったことの記事も

併せて読んでみてもらうと、
理解度が高まるかと思います^^

 

付加価値を高めるには

付加価値というと、
何かしらのスキルや技術
(デザイン技術や、動画制作スキルなど)と
考える人もいますが、
そういうことではありません。

 

確かに、イラストの仕事をする上で、
身につけておくと良いスキルはたくさんあります。

  • Adobe IllustratorやPhotoshop
  • 動画制作スキル
  • 2D、3Dスキル

など。

 

Adobeや2D・3Dスキルも、
身につけておくことで、仕事の選択肢もだいぶ広がるので、
あるに越したことはないんです。

 

ただ、本記事でお伝えしたい付加価値は、
そういうことじゃないんですね。

 

これも先ほどの絵のスキル同様に、
Adobeや2D・3Dスキルも、
上を見たらキリがないくらい技術のある人はたくさんいます。

 

このスキルを、ただ身につけること自体が、
差別化に直結するわけでもないんですね。

 

では、
付加価値をつけるとはどうすればいいのかというと、
あなたのイラストの世界観を明確にするということです。

 

 

あなたのイラストの世界観を明確にする

つまり、
「この人のイラストであれば、こんな世界観を作ってくれそう!」
「この媒体を生かす最適なイラストを描いてくれそう!」という
わかりやすい“イメージの方向性”です。

 

もしくは、
あなたのキャラクターという考え方でも良いでしょう。

 

誤解しないでほしいのは、
これは、イラストのタッチだったり、
画風の話ではないということです。

 

もちろん、
イラストの画風で個性を出して世界観を創っていくことも、
できるに越したことはないんですが。

 

本記事でお伝えしたい世界観は、
そういうことでもないのです。

 

これも先ほどの技術の話と同じで、
イラストの画風に関しても、
上を見たらキリがなく、個性的で魅力的な人はたくさんいます。

 

そういった技術で競争しようとすること
まず手放しましょう。

 

 

世界観を明確にするというのは、
あなたのイラストに奥行きをつけていくということです。

 

どういうことかというと、

あなたのイラストの方向性を
あなたの好きなことやあなたの経験を活かしたことに
特化していくということです。

 

あなたの世界観をきちんと言語化し、
その世界観であることの根拠が欲しいんです。

 

 

例えば、
あなたが子どもに関するイラストや、
子どもに関するイラストの仕事がしたい場合、

 

なぜそういう仕事がしたいのか、
なぜあなたが子どもに関するイラストを描くのか、
という根拠が、
世界観の奥行きになってくれます。

 

 

例えば、
子どもと関わる仕事をしたことがあるとか、
仕事の経験はなくても、
そういった子どもと関わる仕事に憧れていたことがあるとか、
経緯やいきさつ、熱量などが伝わるエピソードですね。

 

 

これは、
あなたの好きなことやあなたの経験を活かしたことに
特化していくということが大事です。

 

その道(その界隈)の専門家になることで、

「子ども関係のイラストといえば◯◯さん(あなた)だよね」

というポジションを確立していくことに
繋がります。

 

「◯◯さん(あなた)だったら、こんな世界観を作ってくれるだろう」
ということが
裏付けされた根拠から明確にできていると、

「あなただからこそ、このお仕事を頼みたい」
と思ってもらえるんですね。

 

あなたの好きなことやあなたの経験を活かしたことに
特化することで、
あなたならではの奥行きとなり、
あなたの付加価値になっていきます。

 

 

あなたが特化できることの奥行きを探してみる

では、実際に、あなたはどういった方向性の
奥行きがあるのか探っていきましょう。

 

これは、特別なことである必要はありません。

 

あなたの奥行きは、
あなたの中にあるので、
何か特別なことを探さなきゃ、と思う必要はないんです。

 

あなたが今まで経験してきたこと、
あなたの好きなこと、
あなたが今までお金や時間をかけてきたこと、

そういったあなたの積み重ねてきたもの中に答えがあります。

 

では、一緒に考えてみましょう。

 

繰り返しになりますが、
特別なことである必要はありません。

 

「こんなこと、イラストになんの関係もなさそう」
と思うことであっても、ひとまず書き出してみてください。

 

 

書き出したら、
気になったキーワードを1つピックアップしてみましょう。

 

1つワードをピックアップしたら、
そのワードを掘り下げていきます。

  • なぜ、それが好きなのか?
  • どういう経緯でそれを好きになったのか?
  • 具体的にどういう種類が好きなのか?
  • いつから好きなのか?

などなど、
5W1Hを意識しながら深掘りしてみます。

 

マンダラートで思考を整理

マンダラート方式で考えるのもおすすめ。

まず、9つのマスを用意します。
(手書きでもOK)

 

真ん中のマスあなたの名前をいれ、
周りの8つのマスには、
あなたを形成する8つのワードを書きましょう。

マンガゲーム家族
旅行イラ田 スト子
(自分の名前)
お酒
コーヒー部活仕事

 

あなたを形成する8つのワードとは、
今のあなたがあるのは、これがあるおかげだと思うものや、
これがないと生きていけない!くらい自分にとって
大事なものや欠かせないものです。

 

埋められたら、
8つの中の、いちばんイラストと掛け合わせたら
ワクワクしそうなキーワードを1つピックアップして、
それを真ん中のマスにいれ、深掘りしていきます。

 

上記の例では、
「ゲーム」をピックアップして
やってみましょう

 

なぜ
好きなのか
何の種類が
好きなのか
いつから
好きなのか
好きになった
きっかけ
ゲームどのくらい
好きなのか
どういうところが
好きなのか

 

なるべく全部埋められると良いですが、
埋まらない場合は空欄があっても良いです。

 

ピンとこなかったら、
イラストと掛け合わせるとか関係なく、
他のワードでもやってみてくださいね。

 

これをやるとあなたの中の物語やキャラクター
浮き彫りになってきます。

 

それがあなたの奥行きになり、
あなたの世界観の根拠になっていきます。

 

あなたの方向性が定まったら、とことん特化していく

例えば、
上記の「ゲーム」の例だったら、
あなたがいつから、どんなきっかけで
どんな経緯でゲームを好きになり今に至るのか
掘り下げることで見えてきますよね。

 

あなたが「ゲーム」の界隈で
イラストの仕事がしてみたいと思うのなら、

あなたのゲームに関するストーリーや
ゲームに関わるあなたのキャラクターが
あなたの強み(付加価値)になっていきます。

 

あなたが特化していく方向性が決まったら、
ゲームの界隈にマッチするようなイラスト(※画風ではなくモチーフのこと)で
ポートフォリオSNSの発信を統一していきます。

 

あなたのゲームに関するストーリーや
ゲームに関わるあなたのキャラクターに関しても、

あなたのポートフォリオや発信に載せて、
アピールしていきましょう。

 

こういうことを言うと、

  • 「そりゃゲーム関係のイラスト仕事もしたいけど、
    それ以外のイラストの仕事もしていきたいよ」
  • いろんなイラストの仕事をしたいから、
    仕事の幅を狭めたくないんだけど…」

という方がいらっしゃいます。

 

ですが、

あなたの方向性を定めて、
そこに特化して行動していくことは、
あなたの仕事の幅や可能性を狭めるようなことにはなりません。

 

先ほどの例で言うなら、

「ゲーム」の方向性に絞って活動したところで、
「ゲーム」関係の仕事しかこなくなるわけではないんです。

むしろ、可能性は広がっていくと考えてください。

 

方向性を定めることで、
あなたの世界観が尖っていきます。

 

世界観が尖っていることで
より多くの人の印象に残りやすくなり、
仕事の可能性も広げてくれるんですね。

 

(逆に世界観がぼんやりしていると、
誰の目にも止まりにくいんです)

 

 

 

今の絵のスキルで諦めないで!少しずつ絵の技術を磨いていくには?

さて、あなたの奥行き(方向性を特化して深掘りした内容)
付加価値になっていくということが理解できましたか?

 

あなたがどういった方向性で
仕事をしていきたいのかにもよりますが、

「今の私にはできないかも…」

と思う人も少なくないのではないでしょうか?

 

 

  • 「美大や専門を出ていない私じゃ
    絵のスキルがぜんぜんないし、仕事なんてできないかも」
  • 「まずは絵のスキルを磨かないと」
  • 「他のスキルも身につけないと」

と考えてしまうのはもったいないです。

 

絵の技術をスキルアップしていきたい、という心掛けは
大変すばらしいのですが、

「まずは絵のスキルを上げてからなじゃいと仕事できない」
というマインドでいる限り、
ずっとイラストの仕事ができるようにはなりません。

 

絵のスキルは、
仕事をしながら身についていきます。

イラストの仕事をこなしていくことで、
いやでも絵のスキルは上がっていきます。

 

他のスキルも同様に、
仕事しながら必要に応じて
身につけていけばいいんです。

 

なので、
絵のスキルを含め、
スキルや技術を磨くこと、身につけることを
第一優先にしないでほしいのです。

 

なぜなら、
スキルや技術を磨くこと、身につけることは
終わりがないからです。

 

スキルや技術で勝負しようと思っているうちは、
終わりのない戦いから抜け出すことができません。

 

まずは、今のスキル、今のあなたのままでも、
仕事を取ることはできるというマインドが大事です。

 

 

「今の私のイラスト技術で仕事なんて取れるのかな?」と
思った方は、もう一度、本記事を読み返してください!笑

 

絵の技術が高いことと、仕事が取れることは
必ずしも直結しません!

 

あなたの付加価値をつけることによって
差別化していくことができ、仕事につながる可能性を高めてくれます。

付加価値とは、
あなたの世界観の奥行きですね。

 

あなたが今まで経験してきたこと、
積み重ねてきたもの、
今のあなたが形成されたものの中に
あなたの物語やキャラクターがあります。

 

それがあなたの世界観の奥行きになり、
あなたがその世界観をつくる根拠にもなり、
付加価値が高まっていきます。

 

 

まとめ:美大卒や専門卒じゃなくてもイラストレーターになるには

美大卒や専門学校卒じゃなくても
イラストレーターになることはできます。

 

逆に、絵の技術が高いからといって、
必ずしも、仕事に直結するわけではありません。

 

大事なのは、
あなたにどういう付加価値をつけるかです。

 

ここでいう付加価値というのは、
あなたがどういう世界観を創れるか、という奥行きのことです。

(世界観は、イラストのタッチ・画風で創る世界観のことではないです)

 

あなたが今までの人生で、
経験してきたこと、お金や時間を費やすほど好きなこと、
乗り越えてきたことなど、

今のあなたを形成するものの中に、
あなたの物語やキャラクターが隠れています。

 

それを引っ張り出してきて、
あなたの世界観を明確にしていくことが、
あなたの付加価値になっていきます。

 

マンダラートで、あなたの奥行きを
深掘りしていきましょう。

 

あなたを
形成するもの1
あなたを
形成するもの2
あなたを
形成するもの3
あなたを
形成するもの4
(自分の名前)あなたを
形成するもの5
あなたを
形成するもの6
あなたを
形成するもの7
あなたを
形成するもの8

8つのマスが埋まったら、
1つのキーワードをピックアップして、
5W1Hを意識しながら、深掘りしていきます。

 

  • なぜ、それが好きなのか
  • いつから好きなのか
  • 具体的に何の種類が好きなのか
  • 好きになったきっかけ
  • どのくらい好きなのか(熱量をかけた時間やお金で換算してみて)
  • どういうところが好きなのか

 

これがあなたの物語であり、キャラクターであり、
あなたの世界観を作っていくものです。

あなたの世界観を明確にすることが、
付加価値になり、差別化につながっていくので
ぜひやってみてくださいね。

 

本記事では、

あなたが今後イラストの仕事をするために何をするべきか
ということを

少し抽象的な内容で、本質的な部分
解説してきました。

 

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